※料金は全て税抜となります。
EMODA ヒールシューズのストラップ修理
ストラップ縫い直しとヒール交換とサイズ調整
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こちらはEMODAのストラップ付きヒール靴です。EMODAは日本のファッションブランドであり、MARK STYLER株式会社が展開しています。
2009年よりブランドがスタートし、2013年までは松本恵奈がプロデューサーだったことは有名です。また、松本恵奈により [モード系ファッション] が流行り、モード=EMODAと浸透しました。
本日のお客様の悩みは、・ストラップの留め具が切れてしまったこと・かかとの擦り減り・サイズが大きく、靴の中で足が動いてしまう以上三点です。
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切れたストラップは主に二箇所になります。一つ目は、留め具が付いた側のストラップ、二つ目は一つ目の対面(靴の内側)部分のストラップです。
特に、二つ目のストラップ部分は、革で巻かれた中からゴムが見える状態まで破れていました。
まずは留め具側の金具を外し、ピラゴムを縫い直します。こちらで使用したピラゴムは、元のストラップ色と同じ黒で対応。
二つ目の、ゴムが出てしまっていた箇所へは、シャーリングを入れ直して縫っていきます。こちらのシャーリングも、靴の色に合わせた黒で対応です。
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擦り減っていることが原因でもありますが、元のデザインを見てもこちらのヒールは音が出やすい作りとなっています。
クッション性もあまりないため、長時間履いていると疲れやすい靴だったかと思います。
そこでヒール部分へはビブラムのデュプラを貼らせていただきました。デュプラは靴にかかる地面からの衝撃を吸収する役割を持っています。
かかとの減りはもちろん、長時間歩く際にかかる足への負担も減少します。
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履いている際に、靴の中で足が動くというのはサイズが合っていない証拠です。今回の靴はストラップが付いており、多少は固定がされますが、ストラップの付いていないパンプス等では、靴脱げ・靴擦れの原因となります。
そこで今回は、中敷きの下にスポンジを詰めてサイズ調整を施しました。
市販で売られているインソールを入れても、サイズ調整は可能ですが、脱いだ際の見映えや、インソールを無理に詰めたことでの履き心地に大きな差がでます。
中敷きの下にスポンジを入れることで、修理を施したようにも見えず、中底が自然と上がるので、履き心地に違和感もでません。
サイズが少々合っていなくても、脱げなければ履いてしまうという女性も少なくないでしょう。
当店ではスポンジを詰めたサイズ調整、中敷きによる簡易調整もおこなっていますのでぜひご相談ください。