※料金は全て税抜となります。

紳士靴(ビジネスシューズ)の修理

ハーフソール修理とトップリフト交換

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AFTER

本日は紳士靴(ビジネスシューズ)の修理です。
靴底が削れてしまったということでお悩みのお客様。靴底を確認させていただいたところ、ハーフソールとかかとの消耗が目立ちます。

かかと、ハーフソールの減りが早い場合、毎日履いていることはもちろん歩く速度が速いことが考えられます。
また蹴り出しの力が強いことも、ソールの擦り減りに大きく関係しています。

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かかとへは摩耗に強いContinental(コンチネンタル)を

かかとの擦り減りが早いことでお悩みのお客様だったため、
部材は摩耗に強いContinentalにてご対応させていただきました。

Continentalはゴムに粘りがあり、グリップ力はもちろん摩擦にとても強い部材です。
また「削れにくさ」が体感しやすい部材でもあるため、長持ちさせたいという方へお勧めしています。

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擦り減りだけでなく滑り止め効果も高い

残るハーフソールへの対応は、かかとと同じびビブラム社のSIMONソールにて張り替えをいたしました。

SIMONソールは擦り減りにくいことはもちろん、滑り止めとしても効果が高い部材です。
雨の日の駅内、ビル内など普段履きのビジネスシューズへは、滑りにくさを重視することも大切だと思います。

7~8㎜と適度な厚さもあるため、
毎日履かれるビジネスシューズなど消耗しやすい環境下の靴へは最適のハーフソールになります。

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普段履きでの消耗を意識して

こちらの靴へは元々、ダイナイト社のダイナイトソールが付いていました。
ダイナイトソールは雨の日など、濡れた地面へのグリップ力が強いことで知られています。

しかし厚みもかなりあるため、
普段履きするには、アスファルトや硬い路面ではかえりが悪い印象です。

今回、ビブラム社のコンチネンタル・SIMONソールで合わせた理由は、摩耗へ強いこと・柔軟性(かえりの良さ)です。
疲れにくく長持ちする部材を選択することで、長時間履くことに向いている靴へ改善することが出来ました。