※料金は全て税抜となります。
FLAG-Jの靴修理
ヒール交換とハーフソール交換
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本日はFLAG-Jのウェッジソールサンダルを修理させていただきました。FLAG-Jは109系ブランドであり、ポップ・キュート・カジュアル・モードとデザインも幅広く、流行に敏感な若い女性から人気の靴ブランドとなっています。
〝どんな時も一番輝いている自分でいたい〟〝気分にあわせたファッションを楽しみたい〟と若い女性の心を打つブランドコンセプトも魅力の一つです。
今回はこちらのウェッジソールサンダルのヒール部分(かかと)とハーフソールを交換していきます。
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お客様の一番のお悩みが「素足で履いたときにかかとが痛む」という点。購入されたままの状態のかかとでは、はられているシートが薄いため、アスファルトからかかる衝撃がもろにかかとへ当たっていたのだと思います。
短時間や短い距離を履く分には、購入時のままでも気にならないでしょうが、お買い物など普段履きとして、長時間履いているとかかとへの負担が強くなってしまいます。
そこで今回、かかとへはTOPY トパランという部材を提案させていただきました。TOPY トパランはかかとへ貼るシートの中でも硬すぎず、適度な柔軟性を持っているシートです。
TOPY トパランがアスファルトからかかる衝撃を吸収してくれることで、長時間歩いていも疲れにくいヒールへと改善されます。
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今回もう一点気になった箇所が、削れてしまったハーフソールです。お気に入りのサンダルということもあり、こちらのハーフソールからは沢山履いたことが見てとれます。
このようにハーフソールが削れてしまうと、駅内やビル内で滑りやすくなり、捻挫などの怪我を招いてしまう危険性もあります。
そこで削れてしまったハーフソールへは、ヒール交換でも使用したTOPYのハーフソールにて交換です。
TOPY社の製品で揃えて修理することで、靴自体に一体感をもたせるのが当社のこだわり。靴に一体感を出すということは、あからさまに修理を施した靴と見えないようにする技でもあります。
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今回はヒール交換と、ハーフソール交換の二箇所を修理させていただきました。
その際、特にヒールであるかかと部分の修理に重点を置き、かかとへ負担のかからない部材選び、沢山歩いても剥がれにくいヒール部材、をこだわらせていただきました。
釘を三箇所打ち込むことで、かかとへ貼りつけた部材にも安定感が生まれます。実際は目につきにくく、細かな部分ではありますが、お客様が修理後に安心して履いてくださるよう心掛けました。