おしゃれな結び方からほどけない結び方まで-覚えておきたい靴紐の結び方

「おしゃれは足元から」とスニーカーや革靴にこだわっている方は多い。

しかし、靴紐の結び方について考えてみたことはあるだろうか。

いつもなんとなく結んで、ほどけたら結び直す・・・このようになっている人がほとんどだろう。

実は、靴紐の結び方には想像しているよりも非常に多くの種類がある。

同じ靴でも結び方によって、よりおしゃれに見せることができるのだ。

通す靴紐の種類も、靴や場面によって合うものが異なる。

ここでは基本的な靴紐の種類・結び方から始めて、おしゃれに見せる靴紐の結び方を紹介していく。

靴紐がよくほどけて困っている方のために、イアン・ノットを中心としたほどけない結び方も紹介する。

これを参考にすれば、きっと自分に合った結び方が見つかるはずだ。

靴紐を通す前に-靴紐の種類について

靴紐は形状や表面の加工方法によって種類分けをすることができる。

使用目的に合わせて靴紐を選ぶようにしたい。

以下でそれぞれの紐について詳しく説明する。

形状で分ける-丸紐と平紐-

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丸紐は丸みを帯びており、平紐は平べったい形をしている。

細いものはドレッシー、幅があるものはカジュアルな印象を与える。

そのため、革靴等のフォーマルな靴には丸紐、スニーカー等のカジュアルな靴には平紐が使われている。

スニーカーでフォーマルな雰囲気を出したいときは、丸紐を使っても良いだろう。

平紐は面で靴を抑え込むので、締め付けは丸紐よりも平紐のほうが固くなる。

余裕のある締め付けを好む方は丸紐を、しっかりと絞めたい方は平紐を使うのがおすすめだ。

表面の加工方法で分ける-ガス紐・ロウ引き・編み紐-

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靴紐は表面の加工方法によってガス紐、ロウ引き、編み紐に分けることができる。

一番左の紐はガス紐といい、紐の表面をガスの炎であぶった靴紐である。

3つの中では最もスタンダードな紐だ。

値段が安く、どこでも買うことができ、結びやすいという利点があるが、耐久性は他の紐に劣る。

真ん中の紐はロウ引きである。蝋引きはその名の通り、紐の表面がロウで覆われている。

高い耐久性と光沢があり、長持ちするのが特徴である。

その反面、紐にしなやかさがあまり無く、ほどけ易いという欠点がある。

値段もガス紐と比較すると高価なものが多い。

一番右の紐は編み紐である。複数の紐を編み込むようにして作られているのが特徴だ。

その見た目から、カジュアルな雰囲気を出すことができる。

優れた伸縮性を持っているため、足の状態が変化してもしっかり対応してくれる。

それぞれの特徴を踏まえた上で通す紐を選んでいただきたい。

まずはここから-基本の結び方4種類

まずは基本的な4種類の結び方をご紹介しよう。

これを覚えておけば、どんな靴、どんな場面であっても対応可能である。

他の結び方の基本となる結び方なので、ぜひ覚えていただきたい。

なお、このコラムでは片方の靴のみ解説しているが、

反対の靴は左右対称になるように注意してほしい。

①シングル

シングルは最もスタンダードな靴紐の結び方である。

表側に出ている紐が並行に並ぶため、ラインが水平ですっきりとした見た目になる。

紐が緩みにくいため、冠婚葬祭等の脱ぎ履きの少ない場面での使用におすすめである。

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① まず紐の片方を右上のハトメに、もう片方を左下のハトメに、両方とも内側から外側に向けて通す。

 このとき紐を中央に合わせず、上にある方を短く出しておくこと。

② 下のハトメに通した紐を、隣のハトメの外側から内側に向けて通す。

そのまま、下から二段目の反対側のハトメに内側から外側に向けて通す。

④ 再び同じ紐の先を、その隣のハトメに外側から通す。以降も同じ要領で最上段のハトメまで紐を通す。

⑤ 最後は、最上段のハトメに内側から外側へ紐が出てくる。これを結んで完成だ。

②パラレル

パラレルもスタンダードな靴紐の結び方である。

シングル同様、表側の紐が並行に並ぶため、すっきりとした印象になる。

シングルよりも紐を緩ませやすく、靴を脱ぎやすいため、

まだ履き慣れていない新しい靴を履く場合におすすめである。

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① まず、紐の左右ともに、一番下の段のハトメに外側から内側へ通す。

 このとき、紐の中央あたりを靴の中央に合わせておく。

片方の紐は二段目、もう片方の紐は三段目に共に内側から外側へ通す。

二段目に通した紐を隣のハトメに外側から内側へ通す。

三段目に通した紐を隣のハトメに外側から内側へ通し、そのまま左の最上段のハトメに内側から外側へ通す。

もう一方の紐を、右の下から四段目のハトメに内側から外側へ通す。

⑥ そのまま、隣のハトメに外側から内側へ通し、最上段のハトメに内側から外側へ通す。最後に紐を結んで完成である。

③オーバーラップ

オーバーラップは、スニーカーや運動靴で使われるスタンダードな結び方である。

カジュアルなシーンで使用するのに適している。

相手から見たときに紐がV字になり、他の結び方と比べて緩みにくいのが特徴である。

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① 開始の形はパラレルと同じで、紐の左右ともに、一番下の段のハトメに外側から内側に向けて通す。

 このとき、紐の中央あたりを靴の中央に合わせておく。

② 片方の紐を、反対側の2段目のハトメに外側から通す。

③ もう一方の紐も、左右対称に2段目のハトメに外側から通す。

④以降、②~③の手順を繰り返し、次のハトメに通して行く。

 下から3段目のハトメに通したあと、紐を交差させるときにタンのスリットを通す。

最上段のハトメは内側から外側に紐を通し、これを結んで完成である。

④アンダーラップ

アンダーラップは、オーバーラップに次ぐスタンダードな結び方である。

オーバーラップ同様、カジュアルなシーンでの使用に適している。

相手から見たときに紐が逆Vの字になるのが特徴である。

緩みやすく圧迫感がないため、鳩目の多いブーツやハイカットのスニーカーなどにおすすめである。

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① はじめは、オーバーラップとは逆に、一番下のハトメに内側から外側へ紐を通す。

 このとき、紐の中央を靴の中央に合わせる。

② 一方の紐を反対側の二段目のハトメに内側から通す。

③ もう一方の紐も、左右対称に2段目のハトメに内側から通す。

④ ②、③の手順を繰り返し、一番上の段まで紐を通していく。

 下から3段目のハトメに通したあと、紐を交差させるときにタンのスリットを通す。

⑤ 最上段は紐が内側から外側へ出てくるので、これを結んで完成である。

結び方一つで印象が変わる-おしゃれに見せる結び方20選

ここからはおしゃれに見せることができる靴紐の結び方を紹介する。

靴紐なんてほどけなければ全部一緒とお思いの方もいるかもしれないが、これを見ていただきたい。

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1.ファスナー結び
2.チェッカーボード
3.ブッシュウォーク
4.ダブルクロス
5.ツイスティ
6.ハッシュ
7.ダブルバック
8.ループバック
9.ラティス
10.トレイントラック
11.ライディングボウ
12.ヒドゥンノット
13.ディスプレイ
14.ラダー
15.スパイダーウェブ
16.星結び
17.ボータイ
18.オーバーアンダー
19.シッパー結び
20.ねじり結び

結び方を変えるだけで同じ靴でもこのような違いが出るのだ。

以下で詳しく結び方について説明する。

上の画像の番号と項目の番号は対応しているので、見て気に入ったものがあればぜひ試していただきたい。

①ファスナー結び 難易度★☆☆☆☆

ファスナー結びは、その名の通り見た目がファスナーのように見えるのが特徴である。

複雑な構造の結び方だが、一度覚えれば容易にできるようになるはずだ。

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① まず靴紐の両端を一番下のハトメの内側から外側に向かって出す。

 このとき紐の中央が靴の中央に来るように長さを整える。

② それぞれの紐を最初に通した紐の下にくぐらせる。

③ そのまま、それぞれを交差させて2番目のハトメに通す。

④ 出てきた紐をそれぞれ一段下の紐に下からくぐらせて、交差させ3段目のハトメに通す。これを繰り返す。

⑤ 最後に、一番上のハトメから出てきた紐を結んで完成だ。

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②チェッカーボード 難易度★★★★☆

チェッカーボードは、色違いの2種類の紐を組み合わせた結び方である。

見た目がチェック柄のようになるのが特徴である。

非常にインパクトがある見た目なので、普通の結び方とは異なる気分を味わいたい方にはおすすめだ。

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① まず一本目の紐を一番下のハトメに外側から内側に向かって通す。

② その後、紐の一方を一段上のハトメに内側から外側に出して、そのまま同じ段の反対側のハトメに外側から内側に通す。

③ 紐のもう一方をさらに一段上のハトメに内側から外側に出して、そのまま同じ段の反対側のハトメに外側から内側に通す。

④ ①~③の手順を一番上の段まで繰り返す。

⑤ 次に、2本目の紐を最上段の右側のハトメに内側から外側へ通す。

⑥ 続けて、一番上から1本目の紐に垂直になるように紐の上、下、上、下・・・と編み込んでいく。

⑦ つま先まできたら、折り返して今度は一番上に向かって同様に編み込んでいく。この作業を繰り返す。

⑧ 最後に左側の一番上のハトメに2本目の紐を内側から外側へ通す。2本の紐をまとめて結んだら完成だ。

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③ブッシュウォーク結び 難易度★★☆☆☆

ブッシュウォークは、紐の結び目が靴の中央ではなく横に来る。

スニーカー等でこの結び方をすれば、よりおしゃれな印象を与えることができるはずだ。

靴紐が長いと余ってしまうため、この結び方をする場合は短めの靴紐を用いるのが良いだろう。

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① まず、一番下のハトメに靴紐を内側から外側に通す。

② 紐の片方を一段上のハトメに外側から内側に通し、そのまま同じ段の隣のハトメに内側から外側に通す。

③ 両方の紐をそれぞれの2段上のハトメに、外側から内側へ通す。

④ そのまま両方の紐を同じ段の向かい側のハトメに、内側から外側へ通す。

⑤ ③~④の手順を繰り返す。

⑥ 最後は同じ側に紐が出てくるのでそれを結んで完成だ。

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④ダブルクロス 難易度★★★☆☆

ダブルクロスは、クロスが上下に重なる結び方だ。

立体感が出るため、ハイカットのスニーカーやブーツにおすすめだ。

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① まず一番下のハトメに、外側から内側へ紐を通す。

② 次に紐を交差させて、下から3番目のハトメに内側から外側へ紐を通す。

③ 紐を交差させて一段下の段のハトメに外側から内側へ紐を通す。

④ 次に、紐を交差させたあと、③で通したハトメから数えて3段上のハトメに内側から外側へ紐を通す。

⑤ ③と同様に、紐を交差させて一段下の段のハトメに外側から内側へ紐を通す。

⑥ 最後に一番上の段に内側から外側へ紐を通し、結んで完成だ。

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⑤ツイスティ 難易度★☆☆☆☆

ツイスティは紐が交差するときに、1回紐をねじるのが特徴の結び方だ。

一見難しそうな結び方に見えるが、基本の結び方をアレンジしただけで簡単なので試していただきたい。

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① まず靴紐の両端を一番下のハトメの内側から外側へ出す。

② 交差させて1回ねじり、1段上のハトメに通す。

③ ②を一番上の段まで繰り返していく。

④ 最後に一番上から紐が出てくる。これを結んで完成だ。

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⑥ハッシュ 難易度★★☆☆☆

ハッシュは、見た目が網目のようになっているのが特徴だ。

全てのハトメを使わないため、適度な余裕が生まれる。

すっきりとした印象を与えたい人におすすめだ。

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① まず靴紐の両端を一番下の段のハトメの内側から外側へ出す。

② 紐を交差させて、3段目のハトメに外側から内側へ通す。

③ 紐を交差させず2段目のハトメに内側から外側へ通す。

④ 紐を交差させて4段目のハトメに外側から内側へ通す。

⑤ 紐を交差させて、一番上の段のハトメに内側から外側へ通し、最後に紐を結んで完成だ。

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⑦ダブルバック 難易度★★★★★

ダブルバックは、編み込まれたような複雑な見た目をしているのが特徴だ。

難易度は高いが、非常に美しく見える結び方なのでぜひ試していただきたい。

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① 上から2段目のハトメに紐を外側から内側へ通す。

② 紐を交差させて、上から4段目のハトメに外側から内側へ通す。

③ 同じように紐を交差させて、一番下の段のハトメに外側から内側へ通す。

④ 続いて、紐を交差させずに下から2段目のハトメに内側から外側へ通す。

⑤ 紐を交差させて、下から4段目のハトメに内側から外側へ通す。

⑥ 最後に、一番上の段のハトメに内側から外側へ紐を通して、結んで完成だ。

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⑧ループバック 難易度★★☆☆☆

ループバックは、紐が半回転ねじれて交差しているのが特徴の結び方だ。

結び方自体は非常にシンプルで、手軽におしゃれに見せることができるのでぜひ試していただきたい。

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① まず、靴紐の両端を一番下のハトメの内側から外側へ通す。このとき、左右で長さを揃えるようにする。

② 次に一方の紐を片側のハトメにらせん状に一番上の段まで通す。

③ 続いて、もう一方の紐を②で通した紐の下をくぐらせながら、一番上の段までらせん状に通していく。

④ 最後に一番上の段から出てきた紐を結んで完成だ。

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⑨ラティス 難易度★★★☆☆

ラティスは、"格子"という意味で格子結びとも呼ばれる。

太い紐を使うと隙間がなく編み込んであるように見え、細い紐を使うと隙間がある格子模様に見えるのが特徴だ。

紐の太さによって個性が出る結び方なので、ぜひご自身で色々と試していただきたい。

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① まず、靴紐の両端を一番下の段のハトメに内側から外側へ通す。

② 紐を交差させて、下から4段目のハトメに外側から内側へ通し、そのままそれぞれ垂直に下がって、下から2段目のハトメに内側から外側へ通す。

③ 次に紐を交差させて、下から5段目のハトメに外側から内側へ通す。このとき、紐が互い違いに重なるようにする。

④ 次に紐を交差させて、下から3番目のハトメに外側から内側へ通す。

⑤ 紐を交差させて、一番上のハトメに外側から内側へ通す。このとき、紐が互い違いに重なるようにする。最後に、内側へ出てきた紐を結んで完成だ。

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⑩トレイントラック 難易度★★★★☆

トレイントラックはその名の通り、見た目が電車の線路のようになる結び方である。

普段とは違った印象を与えることができるので、ぜひ試していただきたい。

なお、靴紐を2回通す箇所が出てくるため、靴によってはこの結び方ができない場合もあるので注意していただきたい。

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① まず、靴紐の両端を一番下の段のハトメに内側から外側へ通す。このとき左右で紐の長さを揃える。

② 右側に通した紐を、同じ側の一段上のハトメに外側から内側へ通し、そのまま同じ段の反対側のハトメに内側から外側へ通す。

③ 次に一番下の段の左側に通した紐を、同じ段の一段上の段のハトメに外側から内側へ通し、そのまま同じ段の反対側のハトメに内側から外側へ通す。

④ ②、③と同じ要領で下から3段目より上のハトメに紐を通していく。

⑤ 最後は内側から外側へ紐が出てくる。これを結んで完成だ。

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⑪ライディングボウ 難易度★★★☆☆

ライディングボウは、紐の結び目が靴の中央にくる結び方である。

他人とは違う個性的な結び方を試してみたい人におすすめだ。

ハトメの数が偶数個の場合は、一番上のハトメを使わないように注意していただきたい。

ここではハトメが6つの靴を使うため、上から2段目のハトメを一番上の段のハトメとする。

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① まず、靴紐の片方を左側の一番上の段のハトメ、もう片方を右側の一番下の段のハトメに内側から外側へ通す。

② 一番下の段のハトメに通した紐を真ん中の段に向かってジグザグに外側から内側へ、内側から外側へ通す作業を繰り返す。

③ 同様に一番上の段に通した紐を真ん中の段に向かってジグザグに外側から内側へ、内側から外側へ通す作業を繰り返す。

 最後にこの真ん中の段に出てきた紐を結んで完成だ。

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⑫ヒドゥンノット 難易度★★★☆☆

ヒドゥンノットは、紐の結び目が外に出ないのが特徴である。

非常にシンプルかつインパクトのある結び方なので、ぜひ試していただきたい。

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① まず、靴紐の両端を一番下の段のハトメに外側から内側へ通す。

② 右側に通した紐を一段上のハトメに内側から外側へ通し、そのまま同じ段の反対側のハトメに外側から内側へ通す。

③ 左側に通した紐を2段上のハトメに内側から外側へ通し、そのまま同じ段の反対側のハトメに外側から内側へ通す。

④ ②で通した紐を2段上のハトメに内側から外側へ通し、そのまま同じ段の反対側のハトメに外側から内側へ通す。

⑤ ③、④で通した紐を同様の手順で通し、最後に片側のハトメの下で紐を結んで完成だ。

 このときハトメの数が奇数だと、1個ハトメが余るので注意していただきたい。

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⑬ディスプレイ 難易度★☆☆☆☆

ディスプレイはその名のとおり、ショップのディスプレイで用いられる結び方だ。

靴紐を結ばず、靴の内側にしまってあるのが特徴である。

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① まず、靴紐の両端を一番下の段のハトメに外側から内側へ通す。

② 左右に交差させながら、一段ずつ外側から内側へ通す作業を繰り返す。

③ 一番上の段まで紐を通したら、最後は内側に紐が出てくる。

 これを見えないように靴の中にしまって完成だ。

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⑭ラダー 難易度★★☆☆☆

ラダーとは、はしごという意味である。 その名のとおり、はしごの形に見える結び方だ。 立体感が出るので、ブーツやハイカットのスニーカーなどにおすすめである。

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① まず、靴紐の両端を一番下の段のハトメに内側から外側へ通す。

② そのまま、垂直に一段上のハトメに外側から内側へ紐を通す。

③ 内側から出てきた紐を交差させ、縦のラインをくぐらせてそのまま一段上のハトメに外側から内側へ紐を通す。

④ ③の作業を一番上の段まで繰り返し、一番上の縦のラインから出てきた紐を結んで完成だ。

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⑮スパイダーウェブ 難易度★★★☆☆

スパイダーウェブは、その名のとおり見た目がクモの巣のようになる結び方である。

複雑な見た目だが、結び方はそれほど難しくはない。

ある程度紐の長さが必要となるので、注意していただきたい。

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① まず下から2番目のハトメに、紐を内側から外側へ通し、そのまま下の段のハトメに外側から内側へ紐を通す。

② 次に紐を交差させて、下から3段目のハトメに紐を内側から外側へ通す。

③ 通した紐を、写真のように①でできた縦のラインの下にくぐらせる。

④ 次に紐を交差させて、下から4段目のハトメに紐を内側から外側へ通す。

⑤ ③~④の要領で一番上まで紐を通す。最後に出てきた紐を結べば完成だ。

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⑯星結び 難易度★★★★★

星結びは見た目が星のようになる結び方である。スニーカー等をよりおしゃれで可愛く見せたい方におすすめだ。

少々難易度は高いが、この結び方にするだけで靴の印象が変わるので、ぜひ普段使わない靴に試していただきたい。

注意点として、一つのハトメに2回紐を通す部分が出てくるので、靴によってはこの結び方ができない場合もある。

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① まず、写真のように右側の一番上の段のハトメと、その下の段のハトメに内側から外側へ紐を通す。

 このとき、上の段に通した紐は最後に結ぶのに必要な分だけの長さにする、

② 次に、上から2段目に通した紐を、同じ段の反対側のハトメに外側から内側へ通し、そのまま2つ下の段のハトメに内側から外側へ通す。

③ 続けて、②で通した紐を同じ段の反対側のハトメに外側から内側へ通し、そのまま2つ下の段のハトメに内側から外側へ通す。

④ ③で通した紐を、左側の下から3段目のハトメに外側から内側に通し、そのまま2つ下の段のハトメに内側から外側へ通す。

⑤ そのまま、右側の下から3段目のハトメに外側から内側へ通し、そのまま2つ下の段のハトメに内側から外側へ通す。

⑥ ⑤で通した紐を、上から2段目にできた横のラインに外側から内側へくぐらせる。

⑦ ⑥でくぐらせた紐を左側の一番下の段に外側から内側に通し、そのまま一番上の段のハトメに内側から外側へ紐を通す。

最後に、一番上に出てきた紐を結んで完成だ。

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⑰ボータイ 難易度★★★☆☆

ボータイは、中央のクロスがすっきり見えるのが特徴的な結び方である。

靴をすっきり見せたい人におすすめだ。

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① まず、靴紐の両端を一番下の段のハトメに外側から内側へ通す。このとき左右の紐の長さを揃える。

② 紐を交差させず、下から2段目のハトメに内側から外側へ通す。

③ 紐を交差させて、下から3段目のハトメに外側から内側へ通す。

④ 紐を交差させず、下から4段目のハトメに内側から外側へ通す。

⑤ 紐を交差させて、下から5段目のハトメに外側から内側へ通す。

⑥ 最後は紐を交差させて、一番上の段のハトメに内側から外側へ通す。これを結んで完成だ。

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⑱オーバーアンダー 難易度★★★☆☆

オーバーアンダーはその名のとおり、オーバーラップとアンダーラップを交互に繰り返す結び方である。

普通のオーバーラップやアンダーラップとは異なる気分を味わってみたい方におすすめだ。

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① まず、靴紐の両端を一番下の段のハトメに外側から内側へ通す。このとき、左右の紐の長さを揃える。

② そのまま紐を交差させて、1段上のハトメに内側から外側へ通す。

③ 紐を交差させて、1段上のハトメに外側から内側へ通す。

④ 紐を交差させて、1段上のハトメに内側から外側へ通す。

⑤ ハトメの数に合わせて②~④の手順を繰り返す。最後に紐を結んで完成だ。

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⑲ジッパー結び 難易度★★☆☆☆

ジッパー結びは、ファスナー結びとも呼ばれ、靴の真ん中にダイヤの形が並ぶのが特徴である。

少し変わった見た目になる結び方だが、難易度はそれほど高くないのでおすすめだ。

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① まず靴紐の両端を、一番下の段のハトメに内側から外側へ通す。このとき左右の長さを揃える。

② 左右の紐を、①でできた横のラインの下をくぐらせたあとに交差させ、1段上のハトメに内側から外側へ通す。

③ 通した紐の下を写真のようにくぐらせ、そのまま交差させて一段上のハトメに内側から外側へ通す。

④ ③の作業を繰り返し、一番上の段のハトメまで紐を通す。最後に、紐を結んで完成だ。

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⑳のこぎり結び 難易度★★★☆☆

のこぎり結びは、その名のとおり見た目がのこぎりのようになる結び方である。

非常にシンプルな結び方なので、靴をすっきりと見せたい人におすすめだ。

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① まず、靴紐の両端を一番下の段のハトメに、外側から内側へ通す。

② 左側に通した紐を、右側の下から3段目のハトメに内側から外側へ通す。

③ 次に一番下の右側の紐を、一段上のハトメに内側から外側へ通し、そのまま同じ段の反対側のハトメに外側から内側へ通す。

④ ②で通した紐を、同じ段の反対側のハトメに外側から内側へ通し、続けて右側の下から5段目のハトメに内側から外側へ通す。

⑤ ③で通した紐を、右側の下から4段目のハトメに内側から外側へ通し、続けて同じ段の反対側のハトメに通す。

⑥ ⑤で通した紐を、右側の一番上の段のハトメに内側から外側へ通す。

⑦ ④で通した紐を、反対側のハトメに外側から内側へ通し、そのまま同じ側の一段上のハトメに内側から外側へ通す。

 最後に一番上の段に出てきた紐を結んで完成だ。

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これで靴紐のストレスとは無縁に-ほどけない結び方3選

人混みの中で靴紐がほどけてしまい、立ち止まって直すこともできず、そのまま歩き続けた経験がある人は多いだろう。

結び直してもすぐにほどけてしまう・・・このような状態で歩き続けた場合、

転倒する可能性が高くなり、非常に危険だ。

ここでは一度結んだら靴紐がほどけなくなる結び方を紹介する。

一度覚えてしまえば簡単にできるようになるので、ぜひ覚えていただきたい。

①イアン・ノット

イアン・ノットはオーストラリアに住むIan Fieggenが生み出した結び方で、自身のWEBサイトで結び方を公開している。

Ian Fieggenはこの結び方の他にも様々な結び方を紹介している。

イアン・ノットは一見蝶結びと同じように見えるが、蝶結びよりもほどけにくく、ほどきやすいのが特徴である。

多くのスポーツ選手も試合中に実践しているほど、有名な結び方だ。

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①まずは、蝶結びのときと同様に、普通に紐を1回結ぶ。

②写真のように左右に輪っかを作る。このとき、左側の輪っかは手前側に、右側の輪っかは奥側に紐を垂らす。

③右側にできた輪っかのほうを、左側の輪っかに通す。

④逆も同じように通す。

⑤左右のバランスを整えながら、両方引っ張ると完成である。

②イアン・セキュア・ノット

イアン・セキュア・ノットはイアン・ノット同様、前項目で紹介したIan Fieggenが生み出した結び方である。

イアン・ノットをさらにほどけにくくした結び方なので、どうしても靴紐がほどけてほしくない場面で試していただきたい。

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①まずは、蝶結びのときと同様に、普通に紐を1回結ぶ。

②左右で輪っかを作り、交差させる。このとき、左の輪っかが後ろ、右の輪っかが手前に来るようにする。

③写真のように、左側の輪っかを前に向かって右側の輪っかに巻く。

④同時に、右側の輪っかを後ろに向かって左側の輪っかに巻く。

⑤両方の輪っかを中央にできたハトメに通す。このとき、左側の輪っかは後ろ、右側の輪っかは前に出る。

⑥最後に左右の紐を引っ張って完成である。

③ベルルッティ結び

ベルルッティ結びは、紳士靴ブランドの「ベルルッティ」の靴に用いられている結び方である。

ほどけにくいだけでなく、見た目も非常に美しいのが特徴だ。

ある程度靴紐の長さが無いと、実践が難しいので注意していただきたい。

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①まず、紐を一度結ぶ。

②さらにもう一度片方の紐をもう一方の紐にくぐらせる。

③普通の蝶結び同様に、片方の紐で輪っかを作ってからもう片方の紐で一度巻いて、できた穴に巻いた側の紐を通す。

④ここで紐を引っ張らず、巻いた側の紐を後ろからもう一度真ん中の穴にくぐらせる。

⑤最後に、バランスを整えながら紐を引っ張れば完成である。ほどく際は普通の蝶結びと一緒で問題ないので安心だ。

まとめ

ここまで様々な結び方を紹介したが、自分に合うものは見つかっただろうか。

一見難しそうに見えるものでも、やってみると案外簡単なものもある。

また、靴紐の結び方は、ここで取り上げたもの以外にも数多く存在する。

既存の結び方を参考にして、自分で新しい結び方を考えても良い。

人と同じ靴を履いていても、靴紐の結び方が違えば異なった印象になるはずだ。

ぜひ明日からはいつもと違う結び方を実践していただきたい。