靴選びの参考に!ヒールの形10種類まとめ

あなたはヒールの種類についてどれだけ知っているだろうか。
女性ならば必ず履く機会があるヒールだが、
これには非常に多くの種類がある。
特徴や履きやすさ等がそれぞれ異なるため、
それらを知っておくことで1ランク上の靴選びができるようになるだろう。
ここでは、10種類のヒールを取り上げ紹介すると共に、
ヒールを履く際の注意点や靴の選び方について紹介しよう。
ヒールの形知っていますか?ヒールの形10種類解説
あなたはどれだけヒールの種類を知っているだろうか。
ヒールと言われるとまず大半の人がハイヒールを思い浮かべるだろう。
しかし、ヒールには様々な種類のものがあるのだ。
それぞれ特徴があり、デザインや歩きやすさ等も異なるため、
以下の解説を読んで、靴選びの参考にしていただきたい。
なお、ヒールの中には明確に区別することができないものもあるため、
特徴的なものを取り上げることとする。
ハイヒール
ピンヒールはヒールが細く高いのが特徴である。
その細さと高さにより、美脚に見せたり大人っぽさを出すことが可能だ。
しかし、履き慣れていない人にとっては、足元が不安定で歩きづらいということになるかもしれない。
ある程度太さがある高いヒールに慣れてから履くと問題なく歩くことができるだろう。
フラットヒール
フラットヒールとは、ヒールの中でも低く平らなもののことである。
安定感があるため、初めて履く人でも問題なく歩くことができるだろう。
チャンキーヒール
チャンキーヒールとは、ピンヒールとは反対に、通常に比べてヒールが太いのが特徴である。
チャンキーとは「ずんぐりした」という意味である。
ピンヒール等だとうまく歩けないという人もチャンキーヒールならば安定して歩くことができるだろう。
また美脚効果があるのもメリットの1つである。
コーンヒール
コーンヒールとは、アイスクリームのコーンのような円錐型をしたヒールのことである。
歩く際にも安定感があるため、高いヒールに慣れていない方にはこちらがおすすめだ。
ルイヒール
ルイヒールとは、ヒール部分が優雅な曲線を描いており、付け根部分が太いヒールのことである。
ルイ14世が好んで履いていたことが、その名の由来と考えられている。
キューバンヒール
キューバンヒールとは、後方部分が底に向かって前方に傾斜したヒールのことである。
ヒールの高さは5cmほどで太く、底に向かって自然に細くなっていく。
ウェスタンブーツ等に見られることが多い。
ウェッジヒール
ウェッジヒールとは、楔形のヒールのことである。
つま先部分とかかと部分の高低差が大きく、土踏まずの部分が平らになっているのが特徴だ。
ピナフォアヒール
ピナフォアヒールとは、ウェッジヒールの一種であり、
かかと部分からつま先部分までが一続きになっているヒールである。
セットバックヒール
セットバックヒールとは、ハイヒールまたはミドルヒールの中でも、あごの部分が後に傾斜しており、
後部が垂直に近く押し付けられていて、重心が後方にずれているような形状をしたヒールのことである。
別名バックステップヒールともよばれる。
スタックドヒール
スタックドヒールとは、革を積み上げたヒールのことである。
最近では、プラスチックヒールに革を積み上げたように見えるシートを貼り付けたものも、
スタックドヒールと呼ばれる。
ヒールから見る靴選びのポイントとは?
ここでは具体的にどういった場面でどのヒールを履いたら良いのか、
ヒールで見る靴選びの注意点を紹介する。
ヒールの履き方に注意!
ヒールによって足を綺麗に見せたいときは、
多くの人はピンヒール等の高いヒールを選ぶだろう。
ここでの注意点として、このような高いヒールは、
履き慣れていない人にとっては非常に歩きづらい。
それだけではなく、無理をして履き続けると足の健康障害を引き起こす原因となってしまうのだ。
日本人は、大半の人が家を出てから帰宅するまで高いヒールの靴を履いているが、
実はこれは正しい履き方とは言えない。
本来ピンヒールは、パーティ等で2~3時間程度履くことを想定してデザインされたものであり、
長時間の使用には向いていないのである。
欧米では通常、スニーカーとピンヒールを2足用意して、
会社やパーティ会場までは履き慣れたスニーカーを履いていき、目的地に着いたら履き替えるのが普通となっている。
日本でこのような履き方をしている人は少ないが、
一度自分の履き方を見直してみてはいかがだろうか。
ヒールを履き慣れていない人は・・・
靴屋に行くと、どうしても高いヒールが目についてしまうだろう。
多くの人はヒールの高さが7cm以上のピンヒールを履きたがるものだ。
しかし、実際に履いてみると歩くのが非常に難しく、
足がいつも以上に疲れて体に負担を強いることになってしまうのだ。
それによってピンヒールに対して苦手意識が生まれることもあるだろう。
そんな状態にならないためには、初めからピンヒールを履くのではなく
フラットヒールやチャンキーヒール等の安定感を感じることができるものを履くと良いだろう。
ヒールが細かったり、つま先とかかとで高低差が大きい靴は、
慣れないうちは疲れを感じてしまうものだ。
まずは安定感のあるもので慣れてから徐々にピンヒールに移行していくのがおすすめだ。
まとめ
ヒールの種類や履く際の注意点についてここまで紹介してきたが、
いかがだっただろうか。
ヒールにも様々な種類があるため、自分に合うものと合わないものがある。
ぜひ自分に合ったヒールを選んで毎日を過ごしていただきたい。